ネットバンキングの基本知識

インターネットを経由して、銀行等の金融機関のサービスを利用することを、インターネットバンキング、もしくはオンラインバンキングといいます。

このように言葉が似ているので、インターネットバンキングとネットバンクは混同されがちですが、インターネットバンキングはネット上で各種取引ができる銀行サービスのことで、ネットバンクは実店舗を持たずに、全てインターネット上で取引を行う銀行のことです。

そして最近では、携帯電話のインターネット接続機能を使ってネットバンキングが利用できるという、モバイルバンキングサービスも広まりつつあるようです。また各銀行によって、インターネットバンキングのサービス内容は様々ですが、基本としては、預金の残高照会・入出金照会、・口座振込み・振り替えなど・ATMで対応しているサービスが利用できます。

またインターネットバンキングの利用は、webブラウザを使うものと、専用のソフトウェアを使うものの2種類があります。ただ専用のソフトを使った方がセキュリティを高めやすく、操作性も向上させることができます。ところが、ソフトウェアを新たに導入するのを負担に感じてしまうことが多い為、現在はwebブラウザを使って利用できるサービスが主流になりつつあるようです。

そしてインターネットバンキングの利点は、窓口やATMに対し、在宅で利用ができる・土日祝日や深夜早朝等でも利用できる・実店舗利用に比べ手数料が割安である、等があります。

それからサービスも多様化しており、この他の利点も多くあるインターネットバンキングですが、フィッシング詐欺等、万が一金融犯罪にあってしまった場合の保証が、各銀行によってばらつきが生じるようです。これらは預金者保護の観点から、金融庁もこの件に関して検討しているとのことですが、口座を開設する際にはきちんとチェックしておいたほうが良さそうです。

インターネットバンキングのメリットというのは、様々あります。

まず1つは、手間や労力が省けることです。例えばインターネットバンキングを利用しない場合は、必ず銀行やATMに足を運ばなければなりません。特に給料日が集中する25日頃の銀行やATMの混雑ぶりは、想像するだけでうんざりという人も多いのではないでしょか。ところがインターネットバンキングの場合ならば、他の口座への送金・引き落とされた金額の照会・ローンの返済等、時間のある時にいつでも、待つことなく行えます。

更に振り込む際の手数料も、インターネットバンキングのほうが安く済みます。これは各銀行の手数料の欄を見てもらえれば、一目でわかりますが、同行でも他行でも窓口に出向いて振り込む場合に比べると、半額近い金額になっているということがほとんどです。

また更に、預金金利についてもメリットがあります。実は、実店舗のある銀行であってもネットバンキングの方が、利率が良い場合が多いです。その上、実店舗を持たないネットバンクですと、店舗の維持費や人件費などの経費が、実店舗のある銀行に比べると安く済むので、その分金利に上乗せできます。

また昔のような高金利の商品は流石にありませんが、少しでも利率の良いものを利用したいというのであれば、ネットバンクも含めて、色々と比較してみると良いでしょう。このようにインターネットバンキングのメリットは様々ありますが、セキュリティ面での不安が無いとも言い切れません。これは自分の資産ですので、自分で調べて、納得の行く銀行を利用していきたいものです。

インターネットバンキングと言えば、セキュリティ面で危険が無いのか、気になる人も多いと思います。しかし最近のインターネットバンキングは、このセキュリティの面で力を入れているという所が、ほとんどだと思われます。

また人様のお金を預かる銀行ですから、当然といえばそれまでですが、ファイヤーウォールを導入したり、128bitのSSL暗号化通信を採用したりと、通信面での強化はもちろん、口座番号とログインIDを別にしたり、暗証番号を2重・3重としたり、ワンタイムパスワードを採用したりと、利用者側からもわかりやすい対策が沢山とられています。

しかしながら、危険が沢山潜んでいるのもまた事実です。例えばスパイウェアと言って、ネットやメールを介して、知らない内にパソコンに進入し、パソコンの情報や個人データを盗み出してしまうプログラムがあります。

他にもフィッシングと言って、企業や金融機関などからの発信を装ったメールを送り、本物のサイトに酷似した偽サイトに誘導してIDやパスワードを入力させて騙し取る詐欺方法等が有名ですが、他にも様々な手口が使われているようです。

そして、どこからでもインターネットさえつながれば利用できるというのが、インターネットバンキングの強みですが、ネットカフェ等での利用はかなりの危険を伴います。つまりネットカフェでは不特定多数の人が利用できますので、いつスパイウエアが仕組まれたり、ウイルスに感染したりしているか、わかりません。

このようにインターネット上で取引するという特性上、どうしてもネットバンキングのセキュリティは、ネット犯罪者とのイタチごっこになってしまいます。これらを防止するには、普段から怪しいファイルはクリックしない等、スパイウエアに侵入されないように、充分に注意を払いましょう。

インターネットバンキングを利用しようとする際、ネットバンクと実店舗型の銀行の内、どちらがお得になるのか、やはり比較してしまうものです。まずネットバンクの利点はインターネットバンキングが専門である為、実店舗が必要なく、経費が抑えられるので、その分金利や手数料という形で顧客に還元できるということです。

一方実店舗型の銀行で、インターネットバンキングを利用する際の利点は、既に口座を持っている銀行での利用がほとんどでしょうから、新たに口座を開く必要も無くて、残高によって会員優遇サービスなども受けることができます。

また一般的に銀行を利用する際に、一番気になる点が手数料だと思います。そしてせっかくお金を預けているのに、振り込んだり引き出したりと、お金を移動するだけで手数料を取られるというのは仕方ないとはいえ、できるだけ減らしたいと思うものです。しかし以前は手数料を比較しても、ネットバンクと実店舗型の銀行に大きな差が生じていました。

ところが、インターネットバンキングの利用者が増えた今では、その差はあまりありません。実店舗型の銀行であっても、振込手数料やATM利用手数料の無料化という流れが出てきています。

また金利についても同様で、以前は普通預金の金利が、ネットバンクと実店舗型の銀行では何十倍というような差がついていました。しかしながら、2006年頃から大手銀行を中心に、金利が上昇し始め、現在ではそれほど大きな差は無くなりました。

以上のように、金利や手数料といった店を比較すると大差がなくなってきたからこそ、ネット銀行だとか、実店舗だとかにこだわる必要が無くなり、自分のライフスタイルにあった銀行を選ぶことができるようになったのではないでしょうか。

インターネットバンキングというのはインターネットを利用しますので、店舗のみの取引よりも、セキュリティの問題などが気になります。

であるからこそ最近のインターネットバンキングでは、このセキュリティの面で力を入れているところがほとんどだと思われます。例えばファイヤーウォールを導入したり、128bitのSSL暗号化通信を採用したりと通信面での強化はもちろん、口座番号とログインIDを別にしたり、暗証番号を2重・3重としたり、ワンタイムパスワードを採用したりと、利用者側からもわかりやすい対策が沢山とられています。

しかしネットの通信面への対策は、銀行側に任せるしかありませんし、セキュリティの穴などにより損失が起きた場合は、銀行側で保証するように、口座開設時に自動で保険に加入してる場合も多くあります。となると、ネットバンキングで危険から身を守る為に最も必要なのは、自分自身の管理となります。

まず一番重要なことは自分の口座を守る為に、IDやパスワードの管理を厳重に行うということです。特にパスワードについては、誕生日や電話番号のような第3者に予想されやすいものは使わない、メモなどに残さない、定期的に変更するといった基本的なことが大切になります。

更にインターネットバンキングは、ネットを介しますので、自身のパソコンのセキュリティも重要となります。いくら銀行側が気をつけていたといっても、自分が普段使っているPCのウイルス対策ソフトがPC購入時のままになっていた等といっては、全く無意味になってしまいます。従ってウイルス対策ソフトは、常に更新するようにしておきましょう。

その他にも、フィッシング詐欺などから身を守る為に、怪しいメールは絶対に開かない、リンクが貼ってあっても安易に飛ばない、SSLが使用されていないページでは、個人情報を入力しない、ソフトのダウンロードやインストール時は内容をよく確認するといった、ウイルス等への対策を充分に練るようにして下さい。

これら1つ1つはそれほど大変なことではありません。このようにちょっとしたことで、安心してインターネットバンキングを利用できるようになるのですから、普段から心がけておきたいものです。